スキップしてメイン コンテンツに移動

Gorges du Todra/トドラ渓谷

■City, Town
Gorges du Todra/トドラ渓谷

■Date
2015/07

■Note
灼熱のメルズーガを脱出し、モロッコの名所の一つトドラ渓谷へ。景観もさることながら、どっちかというとここは美味しい家庭的日本食が食べられる日本人宿、ノリコさんの宿があることで日本の旅人に知られている。世間的にはロッククライミングが有名らしく宿で手配もできるので自分もクライミングを初体験、20mと30mの素人でもいける壁ってやつを体験。登れはしたけど日本で流行ってるって本当なのかな、、? 正直怖かった、、で、なんというか個人的に達成感がしょぼい。。(ごめんなさいクライマーの皆様。)、で今回も前回に続き壮絶なハエの猛襲に。前回は毎朝5時の強制起床だったけど今回は6時と1時間だけ優しいがやっぱり苦痛。聞くと近所に生えてるナツメヤシの影響みたい。宿の居心地がよかったなか、これがとっても残念な滞在だった。
IMGP6926

■How to get there
SUPRATOURSでティネリールへ。80DH&荷物代5DH、4時間ほど。バス発着場付近乗合のミニバンで7DH、トドラ渓谷へ。

■Sights

IMGP6884
Gorges du Todra/トドラ渓谷1
宿からの景色も十分凄いけど、そこから10分も歩けば渓谷に足を踏み入れることができる。

IMGP6957
Gorges du Todra/トドラ渓谷2
谷を流れる川が綺麗で地元の人やモロッコ人の観光客がキャッキャ騒いでたり、のんびり川に浸かって寝てたり。布をかぶってるので遠目からは死体に見えてしまうw

IMGP6914
Gorges du Todra/トドラ渓谷3
トドラはとにかく岩からしみでる水が最強に美味い。軟水で柔らかい飲み心地、日本人なら絶対すきだと思う。

IMGP6893
Climbing tour1
せっかくなんでっということで宿でクライミングを申し込む。人生初の、しかも自然の岩を挑戦。宿から現場まで30分ほどインストラクターと歩く。

IMGP6906
Climbing tour2
岩にたどり着いたらまずはインストラクターがロープのセッティング。マットも命綱もなしにスタスタ登る。簡単な壁とはいえこーいう神経が素人な自分には理解できないw

GOPR1772
Climbing tour3
実践。登ってみると確かにとっかかり、足を支える場所が多くて登りやすい岩というのがよくわかる。が、やっぱり恐怖からか握力、腕の筋肉が必要以上に力んでた気がする。写真は一人だったので自分でGoproで自撮り、こーいうとき2人いればよかったなと。。

IMGP6967
Todra Trekking/トドラトレッキング1
トドラではトレッキングコースもあって(オフィシャルなものではないと思う。)渓谷とその上の荒野に住んでるノマド(遊牧民)の生活を垣間見れるというので挑むことに。渓谷を抜けたところにある階段を登っていきコースが始まる。

IMGP6972
Todra Trekking/トドラトレッキング2
トレッキングにはメルズーガでも宿で一緒だったEBNさんというオジサンと2人で行くことに。道中にはノマドの家畜達がちらほら。

IMGP6973
Todra Trekking/トドラトレッキング3
モロッコはわりと全般的だけど彼らは写真を撮られることが嫌いで、特にノマドに対して写真を撮ると10DHほどチップを請求される。それは彼らの所有でもある家畜でも一緒。人はまだしも家畜まで払いたくないのでバレないようにササッと撮るw

IMGP6969
Todra Trekking/トドラトレッキング4
ルートはわりと単純で所々にある赤く塗られた石があるのでそれをトレースしていけば問題ない。がしかし我々はそんな情報は当時知らなく。宿にあった情報ノートの情報をたよりに来ていたのだけど、一番伝わりやすい石について言及がなかったのでひょっとして違うルート?なんて疑心を

IMGP6978
Todra Trekking/トドラトレッキング5
谷を登り切ると開けた場所に、この辺にノマドのテントがあるらしいので見つけたら聞いてみようと思ったのだけど、テントには汚いかっこしたオバチャンと子供達が、何やお前らは?みたいな態度、んで何もしてないのに物乞いのごとく金くれ金くれアピール。情報によると暖かい歓迎を受け、パンとかお茶くれるって情報ノートにあったんだけど??仕方ないと思って立ち去ることに、んでキッズ達に後ろから石を投げつけられる始末。

IMGP6981
Todra Trekking/トドラトレッキング6
そもそも正しい道なのか、あとトレイルがどれだけ続くか不透明だったのと飲み物もなくなってしまったのでということで元来た道をもどり宿に帰ってくる。ノリコさんに聞くと自分たちの行った場所に間違いはなかったようで、オジチャンがイイヤツらしくそいつがいなかったから変な扱いをされてしまったんじゃないかとのこと。とりあえず夏場は暑いので水は3〜4リットルはもってトレッキングに挑むのがおすすめ。

■Eating

IMGP6874
Japanese Local Meal/宿のご飯
旅人に嬉しいローカルな日本食が頂ける。写真は有名な宿の名物?なのか鯖丼、缶詰を開けて海苔を乗せただけのはずがこれが美味い。他にもカレーや唐揚げを頂く。どれも美味。んでここに来たら是非オリーブオイルを買ってほしい。世界で一番美味いと思う。そして安い。油の詳細はノリコさんに。

■Accommodation/安宿

IMGP6921 Maison D'hote la Fleur(ノリコさんの宿)
http://maison-lafleur.com/?lang=ja
 ●My Rating
:☆☆☆☆
 ●Price
:140DH
 ●Room
:ドミトリ
 ●Bathroom
:Hot、共用
 ●Wi-Fi 
:有り(弱い)
 ●Location
:トドラ渓谷へ向かう道沿い
 ●設備、他サービス
:朝夕2食付き
:ロッククライミング
:予約によりノリコさんがティネリールのターミナルまで迎えにきてくれる。

■Next destination
To Ouarzazate

コメント

このブログの人気の投稿

Pucallpa・Comunidad Shipiba San Francisco/プカルパ・サンフランシスコ村

■City, Town Pucallpa・Comunidad Shipiba San Francisco/プカルパ・サンフランシスコ村 ■Date 2014/11 ■Note ついにやって来てしまった。サンフランシスコ村。予てから聞いていたアマゾン奥地にあるシャーマンが住む村。知る人ぞ知る。アヤワスカを体験できる村の一つで一番有名な場所。ところでアヤワスカとは何か、ケチュア語で死者のロープ・魂の蔓という意味で、それはアヤワスカの木の枝とチャクルナという木の葉を煮込んでできた飲み物。主にアマゾン西側で使われていてこの一帯にシャーマニズムカルチャーに古くから伝わる心体のケアのための治療薬。時には呪いの武器としても使われているもの。飲むと吐き気と下痢の作用を生み、非常に強い幻覚作用をおこさせる。その強さはLSDの100倍以上と言われていて世界一強力なドラッグともされている。幻覚「ビジョン」と呼ばれるその現象を通してメンタルの活性化、健常化、脳の開拓。吐いたり下痢をさせることによって体に溜まった悪いモノ(物理的だけでなくメンタル的なモノも含め)体の外に出し浄化を図ることを主な目的とする。で、まぁこの旅の初期にNYで出会ったブラジル人にその実体験の話を聞いていてずーっと興味があって、ここまで出会った旅人からも聞いていてどんなものなのかと、エクアドルを抜ける時から針路をサンフランシスコ村に、ちょっとマニアックな国境を選択し、ずっと南下を続け(地図では街道としてきっちり記されてなく道があるのか不安だったけど)そしてついにたどり着いたと。で。ついに念願のアヤワスカの儀式(セレモニー)を受ける・・・細かい実体験は後述するとして。もう強烈の極み。それなりの経験値を持ってはいるつもりだったけどその何よりも強烈で今まで体験したことのない世界、時間を過ごした。ダイビングを初めてやったとき新しい世界の扉を開いたなという感覚があったけど、今回は脳内の新しい扉を開いた感じ。経験を通してこれわドラッグではない。言われるとおり確かにMedicineであると思った。体の負担は凄まじかったけど。。ところでサンフランシスコ村には色んな国からスピリチュアルな経験を求めてやって来ている。来るのはヒッピーみたいな輩だけだと思っていたら欧米人のオバチャンオジチャンの御一行(ガラパゴスにいたような客層

Habana/ハバナ

■City, Town Habana/ハバナ ■Date 2014/05 ■Note ケイマン諸島のトランジットで地獄の14時間を耐え、キューバは首都ハバナにやってきた。クラシックカーが普通に走行していたり、シティ・オブ・ゴッド的なボロボロの街並みや世界遺産の旧市街など、とにかく他の国にはない異質さを感じた。首都特有の詐欺やふっかけてくる奴も多いけど、ジャマイカから入ってきた自分にとって天国。夜でも好き勝手に歩ける治安の良さ、周囲に気張りする必要がない、物価の安さ、もう素晴らしい。ただとくに見所を調べてなかったのでヘミングウェイ縁の○○みたいなツーリスティックなところはほぼパスしてたよう。 ■Sights La Habana Vieja/ハバナ旧市街1 La Habana Vieja/ハバナ旧市街2 La Habana Vieja/ハバナ旧市街3 同じ旧市街でもオビスポ通り周辺は整備され観光地化している。 The Capitolio/旧国会議事堂 親米の頃にホワイトハウスに似せて作った議事堂を反アメリカ政権に使われ/が使ってしまう皮肉的な歴史。現在は老朽化のため使われていないよう。 El Castillo del Morro/モロ要塞 灯台は今も機能していて職員が往来する船と交信をいろいろやっている。とりあえず暇そうだった。 El Che en Plaza de la Revolucion/内務省庁 新市街の革命広場にあるハバナといえばの有名な内務省 旧市街から見た新市街。 Old Books/古本 アルマス広場にはキューバ、アメリカ関係の古本や時計などいろんな骨董品が売りに出されている。 ■Next destination, How to get there To Viñales 長距離バス、Viazulを利用するはずが、満席でチケットを購入できず・・その場でチケットを購入できなかった他ユーロ人達とタクシーをシェアして移動。バスで12CUC、タクシーで1台60CUC(4人なので1人15CUC)値段はちょっと高めになったけども結果的にバスの予定時刻より2時間ほど早く到着し結果オーライ。 ☆ビニャーレス行きバスについて 発車40分前くら

Santa Elena de Uairén/サンタエレナデウアイレン & Mount Roraima/ロライマ山

■City, Town Santa Elena de Uairén/サンタエレナデウアイレン & Mt Roraima/ロライマ山 ■Date 2014/09 ■Note エンジェルフォールから更なる秘境、ギアナ高地にあるテーブルマウンテン、ロライマに行くべくブラジル国境に接した街サンタエレナへ。ここで偶然日本人数人、しかも同日に出会い目的が一緒だったメンバー5人とオーストリア人の3人(カップルと単独)、計8人でロライマ5泊6日のトレッキングに行ってきた。今回の旅は色々情報を収集した結果一番安いフランシスコという代理人(シウダボリバルのコネクションツアーズとも通じてる)を通して申し込んだ。値段の分マイナス面はあったけど、道中の素晴らしい景観、ロライマの頂上の異世界っぷり。数日に渡るトレッキングは実はこれが初めてだったのだけどとにかく楽しかった。iPhone水没して故障もするし、SUNTOの時計のバンドも千切れるし、一眼のレンズプロテクタは割れるし、プリプリという吸血蝿にはホントに苦しめられたし、最終日の筋肉痛に苦しみ。それでも。 ■How to get there シウダボリバルから夜行バス(400ボリ)で14時間ほど、ブラジル国境に接してる街なので街の直前ではバックを全部細かく開けられる厳しめの検問が。ドラッグなどの検閲が目的だろうけど、持ち込みドルはバレずに突破し街に着く。ちなみにコネクションツアーズに代理でバスチケット取ってもらったら700。。手数料高すぎでした。(まぁ夜のバスの時間までチェックアウトしなくても部屋でダラダラできたのでよしとする。) ☆5泊6日ロライマトレッキングツアー 現地で幾つかのツアー会社を回ってみたところざっくり以下な感じに 【バックパッカーツアーズ】 値段:17500ボリ(食料、テント、ポーター、送迎付き、寝袋&マットは別途1500ボリ)・人数:ミニマム4人から・備考:高いだけあってガイドのクオリティ、装備品の品質などは他ツアーより優れてると思われる。(ツアー日程がここと被っていたのでチェックすることができた)でも寝袋は羽毛ではなさそうなので寒そう。 【ミスティツアーズ】 値段:17500ボリ(食料、テント、ポーター、送迎付き、寝袋&マットは別途1500ボリ)・