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Coyhaique/コジャイケ

■City, Town
Coyhaique/コジャイケ

■Date
2015/02

■Note
本当はもっと北の街(チャイテン)に来る予定だったのだけどチロエ島からのフェリーが早くとも3日待ち、次の日にコジャイケ行きのバスが出るっていうのでやってきた。全然知らなかったのだけどこのコーズが最悪で既に通ってきたまさかのプエルトモンに戻り、オソルノに戻り、アルゼンチン国境を超えバリローチェ(たぶん)を通過。で再度チリ国境を超えてチロエ島から24時間以上かかっての到着。通過した街は本当は全部行きたかったとこという屈辱。このコース通って行けるんだったらチロエ島行かずに初めから繋いでくればよかったな。ということでここがアウストラル街道ヒッチハイク旅スタートの場所に。バス代も高かったこともあり早速キャンプ場を探して節約モードに。サンチアゴで買ったテントもここから登場。ここからもう北パタゴニアってことだけどまだまだ気温もポカポカしてて昼間はTシャツで十分、初夏の心地でキャンプも楽しく。水あり、ホットシャワーあり、電源も使える。なんて素晴らしいんだ。対してアコンカグアのキャンプは地獄だったなーと染み染み思いながら一人キャンプを楽しんでおりました。
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■How to get there
チロエ島・カストロからバスで一本、朝6時半出発で30時間近く。45000ペソ。食事休憩は夜に一回、軽食がそれぞれ朝に2回、食事は少ないので要事前準備を。 どこに行きたいかという話だけど上述のコースを通ってコジャイケに向かうのでチロエ島にあまり興味がなかったらプコン→オソルノ→バリローチェとバスを繋いで行くのがオススメ。アウストラル街道を通るつもりならチャイテン行きのフェリーで行くのが通例。週に2~3便ある。(カストロとケジョンから出ている)曜日・時刻はフェリー会社のサイトで調べられるのでチロエ島来る前とか効率よく動きたい人はチェックしとくと便利。(普通みんなするんだろうけど。。)

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☆チリ~アルゼンチン国境
アルゼンチン内では途中駅(休憩を除く)がないせいか両国境での荷物チェックはなし。アルゼンチンは出入国ともスタンプを押したけどチリ側は再入国の時はパスポートには押されず、別の紙(多分出国カード)にスタンプをもらって終了。

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☆Ruta7/7号線・Carretera Austral/アウストラル街道とは
チャリダーにとっては憧れの道でもあり世界一美しい林道とも呼ばれている。(正直日本人内で何かを賞賛する時しょっちゅう使われる『世界一○○な○○』これが多すぎてウンザリ。他に言葉はないのかと毎回思いつつ。。小言すいません。)でもって南米を旅するバックパッカーにとってもこの街道を制することはハイライトの一つになってくる。なぜかというと南米最大のハイライトと言えるパタゴニアへのチリ側からの道でもあるので南下するにつれどんどんパタゴニア化していく景色楽しめること、でもって僻地というだけあって交通がとても不便(バスの本数も少なく、そして高い)で貧乏旅メインのパッカーにとってヒッチハイク主体にならざるえない、といった理由でアクティビティ要素も非常に高いところで人気がある。
※ヒッチに抵抗ある人もいるかもだけどこの街道は本当に平和なことで有名で女の子一人でもまず大丈夫だと思う(今んとこトラブルを聞いたことがない)。

1.アウストラル街道のPrice感
僻地で人の行き来も少なくなるしで、交通費・宿・レストラン・スーパーとりあえず何でも高い。けれどもヒッチハイク、大抵の街にキャンプ場があるのでテント泊、そして自炊をしていくと食材で高くついても通常のチリアルゼンチン滞在費よりも安くなるのであまり気にはならなかった。
宿:8000ペソから12000ペソ
キャンプ場:2500~5000ペソ
特別高いモノ:生鮮食品全般、特に野菜。リンゴ等フルーツは野菜に比べるとまだ安い。

2.移動について
バス:
値段は高い。便数は少なく行き先によって少なく週に数本ということも多い。区間によってはない場合もあるしシーズンでバスのスケジュールも変わるので利用する人は街に着くたびにその日のうちに要確認を。チケットは大きな街ならバスターミナル内のオフィスで、小さいとこは付近のミニマーケット・キオスクが売ってることが多い。
ヒッチハイク:
【待つ場所】 基本的にアウストラル街道沿いで待つ。行きたい方面の街の出口付近だと止まってくれればまず行き先が違うということはないのでその辺りで。わからなければ街の人に聞けばスポットは教えてくれる。
【時間帯】 場所によるけど10時~14時くらいがつかまりやすいイメージ。ハイシーズンの12月~2月はチリのバケーションシーズンとも被るらしいので車はよりつかまえやすいらしい。当然奥地になればなるほど通る車の数が減っていくので待ち時間が長くなるけど絶対不可能っていう場所はなかったと思う。自分は3月初旬からだったので谷間というかガクッとチリ人が減ったタイミングだったのもあるのかカスティージョ以降はホントに車が少なかった。
【装備】 最低その日の昼飯は補える食料、水、寒いならお茶が入った水筒、雨具・防寒着、音楽(一人で待ってる間が暇で役立つ)、奥地だと街にたどり着かない可能性も考慮し晩飯も覚悟できる分があると尚で安心。

3.各種装備品について
テント泊の人は当然だけど宿でもキッチン使えるとは限らないので持てるならガス缶・バーナを持って挑むのがいいような気がする。使いどころは街の中だけでなく街道沿いにあるトレッキングだったり街道を抜けてフィッツロイ、パイネでも使えるので個人的にはサンチアゴかどこかで買っても損はないと思う。テントは重さというマイナスが付いて回るけど宿代は上述の通りなのでどれくらい滞在するかによるけど新しく買っても元はある程度回収できるのでテント泊もありだと思う。というかヒッチハイクする欧米人(日本人には今回会わなかったので不明)は大抵キャンプ場に行く人なので街を通る度にどこかで会った人たちと再会していくので進めば進むほど仲間も増えていって楽しめるのでアウストラル街道はキャンプ利用がいいんじゃないかなと。

4.お金の管理
ATM:
大きな街ならあるけど小さいとこはナイ。自分はコジャイケ・コクラネで見たけ。コクラネはバンコ・エスタードという手数料無料の銀行があった。
両替:
両替所として店でやっていたのはコジャイケで確認しただけ。

■Sights

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Coyhaique's around view/コジャイケの周り1
アウストラル街道の中間地。長閑な高原といった感じ。ちなみにコジャイケのキャンプ場は街の周囲に点在してる。街にもあるとインフォの人に聞いたがその場所にはなかった。。

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Coyhaique's around view/コジャイケの周り2
キャンプ場付近を流れる川。

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Coyhaique's main Square/コジャイケの広場
街は小さいけど大型スーパーなどあってひと通りのモノはここで揃う。それでも物価は高め。しかしこれ以降は更に高いのでツナ缶とかある程度買いだめしておくといいと思う。

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Coyhaique's Camp Site/コジャイケのキャンプ場
そして宿が高いのでここからテント泊開始。キャンプ場で5000ペソという高さには正直萎えるところ。天気はポカポカでキャンプは最高に気持ちよかった。

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Coyhaique's Bus Price List/バスの値段表
アウストラル街道の中間地、そして街道のなかの大きい街なだけあってバスでそこそこに南進できる。北パタゴニアで有名な観光地トランキーロとかに一発で行けるので時間がない人にはバス移動がよろしいかと。

■Accommodation/安宿
キャンプ場
 ●My Rating
:☆☆☆
 ●Price
:5000ペソ
 ●Room
:テント
 ●Bathroom
:Hot、共用
 ●Wi-Fi
:なし
 ●Location
:バスターミナルを出て直ぐアウストラル街道を超え。
 ●設備、他サービス
:水・シンク
:共用電源

■Next destination
To Cerro Castillo

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