スキップしてメイン コンテンツに移動

Shanghai/上海

■City, Town
Shanghai/上海

■Date
2015/10

■Note
モンゴルから一気にだいぶ飛んでしまったけど、事実そういう行程だったので。上海到着。中国はこれで2回目、といっても前回は四川雲南青海とチベット自治区と西よりだけの訪問だったし新鮮な感じ。通っただけだけど北京の地下鉄も新しく綺麗だったし上海のおなじみの高層ビル群は凄く、都会の中国ってやつを体験。そして旅としては1年10ヶ月、日本を出てからでは2年10ヶ月、濃密で濃厚でバカみたいな日々がここ上海で区切られ一旦休憩ということに。今思えば日本を出る前と今とでは全く別の人種になってしまった。もちろん旅は学生の頃からやってきてたから旅人にってな変化はないけど、音楽好きなシティボーイ系バックパッカーのはずが気づいたら山系になっていたし、自然大好き人間になってしまっていた。持っていた魂の音楽ファイル600GBが消失したのも大きいかもしれないw「旅は人を変える」的なよくある胡散臭い文句。あれは年単位の旅をした場合に限りあながち間違ってないかもしれない。とりあえずここで一先ずの締めになるけど、ちょっと次回の準備をしてまた続きを始めようと思う。てことで、ここまで出会ってきた面白い人達どうもありがとう。感謝です。ブログが全てではないけど備忘としては十分に旅の OMOIDE IN MY HEAD を綴れたんじゃないかと思う。
P_20151004_171010_SRES

■How to get there
ウランバートルから夜行列車で中国側国境エレンホトへ。58650トゥグルグ。翌朝にイミグレを済まし、そこから夜行バス14時半発で北京へ、220元。バスは深夜2時過ぎに到着。翌朝、北京から新幹線で5時間、上海へ。660元。

☆モンゴル〜中国国境について
ザミンウードとエレンホト間の国境は国慶節(中国ゴールデンウィーク)期間は閉鎖される。国境の連休というアホ対応にキレそうに、、で閉鎖期間は陸路は10月1日〜10月3日まで、鉄道は2日までと1日だけ短い。今回は上海アウトのチケットを既に購入していて時間がなかったので鉄道で国境を越える道を選択。(距離はちょっと伸びるだけなのに国境を越えるだけで倍以上チケットが値上がるファッキンぶり)駅でイミグレ手続きを済ませ、X線検査だけして中国側へ入国に。日本人なのでビザなしでも入れる。その際Out Goingのチケットの有無等確認はなかった。ちなみにこの国境、話では毎週土曜は閉鎖されるんだとか。。ナメすぎ。

☆エレンホト〜北京の夜行バス
バスは14時半から1時間に1本くらいのペースで出てる。早い時間帯だと深夜1時とか2時過ぎにバスが到着する。しかし中国の良心ということで到着しても朝まで車内で休憩ができる。地下鉄が動くまでゆっくりできるのはありがたい。(が、着いたアナウンスが何もなく、ここはどこなのか最初は困惑w)

☆北京〜上海の中国新幹線
上海行きの本数は多いとはいえ今回は国慶節中ということでビビリ、事前に代理店を通して予約をしておいた。ロシア同様中国発行のクレジットカードではないと決済ができないので。 http://www.arachina.com/train/china-trains/ を利用。手数料は安くない。北京駅に着いて確認したら朝7時くらいだったけどチケットオフィスに列は出来ていたけど電光掲示板を見る限り空席は結構残っているようだった。早まったかな?

■Sights

P_20151003_083214
Erenhot Station/エレンホト駅

P_20151003_143218
Night Bus in China/中国の夜行バス
7年前と同じくベッド式なんだけど、かなり綺麗になってて時代の進歩を感じた。身長が180あるとちょっと窮屈だけど。

P_20151004_075246
Beijing South Station/北京南駅
早朝から人だかり。さすが国慶節。

P_20151004_084000
Chinese High Speed Railway/中国新幹線1
中に入って驚くのはその広さ、幅、高さともに日本のものより一回り大きいということ。特に天井の高さ、車内上部の荷台も大きな荷物を持つ人が多いのを想定してか、これも大きめ。客車と客車の間には空港行きの列車みたいにさらに大きなスーツケースとかをおけるスペースも用意されていたりと、これはバックパッカー的に助かった。

P_20151004_135109
Chinese High Speed Railway/中国新幹線2
しかしこれはアホかなと思ったのは窓と座席の位置。1列は座席の真正面に窓が来るのにもう1列は中途半端な位置に座席が来る。席はこれの繰り返し。

P_20151005_112823
The Bund/外灘(ワイタン)
上海屈指の観光スポット。有名な上海テレビ塔が真正面に見える。生憎の天気でしかも平日だというのに国慶節。観光客でいっぱいだった。

P_20151005_124220
Chenghuangmiao Market/上海城隍廟
上海の観光地でありショッピングエリア。雑貨、民芸品、お菓子、レストラン、軽食、飲茶とかとにかく色んな店が集まってるチャイナタウン オブ チャイナタウンといった感じ。まぁここも人でごった返してた。

P_20151005_121050_SRES
Around Chenghuangmiao Market/上海城隍廟の周辺
中心を外れると屋台が集まってる細い路地だったり、下町な感じの通りに出る。

P_20151005_201025_NT
Night View at The Bund/外灘(ワイタン)の夜景
これはさすがの有名なだけある夜景っぷり。NYのほうが好きだけどなw

■Eating

P_20151005_115336
Shanghai Crab/上海蟹
いちよ食べた。身が少ないからちょっと好みじゃないな。

P_20151003_125647
Chinese Fried Food With Eggplant and Garlic/魚香茄子(ユーシャンチェズ)
前回の中国でもはまった中国入ったら絶対食ってやろうと思ってたおなじみローカルフード。ご飯とビールに最高に合うのですこれ。ただ一人だと濃厚すぎてキツいのだけど、たまたま同じ列車でモンゴル国境を越えてきた日本人がいたおかげで頂くことができた。

P_20151005_102252
Porridge With Chicken/鶏粥
お粥も食しておかないといけないと肝に命じていた一品。

P_20151005_193505_SRES
Chinese Boiled pork/豚の角煮
最後の晩餐はこいつを選択。ビールと共に戦いの日々を一人で振り返る。

■Accommodation/安宿
Shanghai Blue Mountain Dock Bund Hostel
 ●My Rating
:☆☆☆
 ●Price
:75元
 ●Room
:ドミトリ
 ●Bathroom
:Hot、共用
 ●Wi-Fi
:有り
 ●Location
:香港路55号, 黄浦区
 ●設備、他サービス

■Next destination
Japan and moreover that is to be continued.....

■おまけ1


NUMBER GIRL -OMOIDE IN MY HEAD-
意外とこのブログのタイトルが曲名から来てるってことを知らない人が多いので私の魂を紹介。旅中に指摘してくれたのはごく一部だったな。青春の至高の一曲。この荒削りで魂の入ったオルタナティブなサウンド。最高ですね。

■おまけ2
世界いろんなトコに行くのであれば読んでいてもらいたい漫画。(本でもいいけど。それは好みが強いので割愛。)

EDEN 〜It's an Endless World!
https://ja.wikipedia.org/wiki/EDEN_%E3%80%9CIt%27s_an_Endless_World!%E3%80%9C
20年くらい前から始まって10年近く前に終わったSF作品。病気、貧困、ドラッグ、民族問題、経済、宗教、LGBT、色んな要素を具体的に含んでる。重い話であればウイグルの問題だったり、ドラッグやゲイとかそういう問題が軽い認識で描かれているとことか、外に出て普通になる問題をこの作品が結構細かく拾ってるので見てほしい。

サンクチュアリ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AA_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)
これも相当古い作品だけど、魂に訴えかける本。最終巻で男泣き必須。魂を奮い立たせながら日本に戻ってきてほしいのです。

コメント

このブログの人気の投稿

Pucallpa・Comunidad Shipiba San Francisco/プカルパ・サンフランシスコ村

■City, Town Pucallpa・Comunidad Shipiba San Francisco/プカルパ・サンフランシスコ村 ■Date 2014/11 ■Note ついにやって来てしまった。サンフランシスコ村。予てから聞いていたアマゾン奥地にあるシャーマンが住む村。知る人ぞ知る。アヤワスカを体験できる村の一つで一番有名な場所。ところでアヤワスカとは何か、ケチュア語で死者のロープ・魂の蔓という意味で、それはアヤワスカの木の枝とチャクルナという木の葉を煮込んでできた飲み物。主にアマゾン西側で使われていてこの一帯にシャーマニズムカルチャーに古くから伝わる心体のケアのための治療薬。時には呪いの武器としても使われているもの。飲むと吐き気と下痢の作用を生み、非常に強い幻覚作用をおこさせる。その強さはLSDの100倍以上と言われていて世界一強力なドラッグともされている。幻覚「ビジョン」と呼ばれるその現象を通してメンタルの活性化、健常化、脳の開拓。吐いたり下痢をさせることによって体に溜まった悪いモノ(物理的だけでなくメンタル的なモノも含め)体の外に出し浄化を図ることを主な目的とする。で、まぁこの旅の初期にNYで出会ったブラジル人にその実体験の話を聞いていてずーっと興味があって、ここまで出会った旅人からも聞いていてどんなものなのかと、エクアドルを抜ける時から針路をサンフランシスコ村に、ちょっとマニアックな国境を選択し、ずっと南下を続け(地図では街道としてきっちり記されてなく道があるのか不安だったけど)そしてついにたどり着いたと。で。ついに念願のアヤワスカの儀式(セレモニー)を受ける・・・細かい実体験は後述するとして。もう強烈の極み。それなりの経験値を持ってはいるつもりだったけどその何よりも強烈で今まで体験したことのない世界、時間を過ごした。ダイビングを初めてやったとき新しい世界の扉を開いたなという感覚があったけど、今回は脳内の新しい扉を開いた感じ。経験を通してこれわドラッグではない。言われるとおり確かにMedicineであると思った。体の負担は凄まじかったけど。。ところでサンフランシスコ村には色んな国からスピリチュアルな経験を求めてやって来ている。来るのはヒッピーみたいな輩だけだと思っていたら欧米人のオバチャンオジチャンの御一行(ガラパゴスにいたような客層

Habana/ハバナ

■City, Town Habana/ハバナ ■Date 2014/05 ■Note ケイマン諸島のトランジットで地獄の14時間を耐え、キューバは首都ハバナにやってきた。クラシックカーが普通に走行していたり、シティ・オブ・ゴッド的なボロボロの街並みや世界遺産の旧市街など、とにかく他の国にはない異質さを感じた。首都特有の詐欺やふっかけてくる奴も多いけど、ジャマイカから入ってきた自分にとって天国。夜でも好き勝手に歩ける治安の良さ、周囲に気張りする必要がない、物価の安さ、もう素晴らしい。ただとくに見所を調べてなかったのでヘミングウェイ縁の○○みたいなツーリスティックなところはほぼパスしてたよう。 ■Sights La Habana Vieja/ハバナ旧市街1 La Habana Vieja/ハバナ旧市街2 La Habana Vieja/ハバナ旧市街3 同じ旧市街でもオビスポ通り周辺は整備され観光地化している。 The Capitolio/旧国会議事堂 親米の頃にホワイトハウスに似せて作った議事堂を反アメリカ政権に使われ/が使ってしまう皮肉的な歴史。現在は老朽化のため使われていないよう。 El Castillo del Morro/モロ要塞 灯台は今も機能していて職員が往来する船と交信をいろいろやっている。とりあえず暇そうだった。 El Che en Plaza de la Revolucion/内務省庁 新市街の革命広場にあるハバナといえばの有名な内務省 旧市街から見た新市街。 Old Books/古本 アルマス広場にはキューバ、アメリカ関係の古本や時計などいろんな骨董品が売りに出されている。 ■Next destination, How to get there To Viñales 長距離バス、Viazulを利用するはずが、満席でチケットを購入できず・・その場でチケットを購入できなかった他ユーロ人達とタクシーをシェアして移動。バスで12CUC、タクシーで1台60CUC(4人なので1人15CUC)値段はちょっと高めになったけども結果的にバスの予定時刻より2時間ほど早く到着し結果オーライ。 ☆ビニャーレス行きバスについて 発車40分前くら

Mount Kazbek/カズベキ山

■City, Town Mount Kazbek/カズベキ山 ■Date 2015/08 ■Note コーカサス山脈、カズベキ山に登る。これが今回のジョージア最大のミッション。ほんとは別の場所でトレッキングをこなしながら高度順応してから挑もうと思ってたんだけど偶然トビリシの宿に同じ目的を持った旅人YJIさんと出会い、2人で挑んできた。標高5033mでテクニカルな要素がないと聞いていて正直ちょっと舐めてたいたら、蓋をあけてみるとかなりキツい登山だった。登頂こそできたけど今回単独だったら危なかったと思える内容だった。率直に言って、トレイルが長すぎる。スタートからの標高差のわりに短期決戦過ぎる。んでレンタルした靴が足に合わない。この3点にとっても苦しめられた戦いだった。ただ自然は最高に綺麗だったのでまぁよしとしよう。合わない靴での足の後遺症はかなり苦しかったけど。最終的に足の小指の爪が死んで剥がれてしまった。 ■How to get there メトロDidube駅からマルシュ(各街を繋ぐミニバン)に乗って4時間、10ラリ。道中に湖畔に建つ綺麗な教会があってマルシュでなくタクシーで15ラリ払うと途中にそこによってからカズベキに行くことも可能。今回は素通りで。 ☆カズベキ登山(ツアー、ガイドなし)について 可否で言えば可能。夏場であればツアー客は多いのでフォローしていけば基本的には問題ない。ただし最低限の知識はあったほうがよし。 【エクイップメント】 登山に必要なモノ、基本的な装備はカズベキのレンタルショップで揃うと思われる。ただしクオリティについては絶対ではないのである程度持参できるといいと思う。ガス缶はカズベキ村でも買えるけどトリビシの倍以上の高額なので事前に用意するように。 【日数】 今回は知識がなかったのでツアー行程に真似た形で4日という形をとったけど初日の全ての荷物を持って1700m〜3700mまでアップするこの動きはちょっと厳しかった。川を渡る直後2900m付近にキャンプをする場所もあるのでそこで一泊をしていくのが安全に思われた。なので5日&予備日くらい想定しておくといいと思う。 【泊まるトコ】 ベースキャンプ地に山小屋があるが、ハイシーズンはツアー客でほとんど埋められてしまう模様。今回運良く建物内で眠れたけど他客は