■City, Town
La Paz/ラパス & Illimani/イリマニ
■Date
2014/12-2015/01
■Note
年末年始最大のミッションを完遂すべくラパスに戻ってきた。そのミッションとはイリマニ、別名黄金のコンドルとも呼ばれている6,432mの山を登頂して初日の出を見ること。ラパスとウユニ滞在中に出会ったメンバーを半ば強引に誘い挑んで参りました。(各位ゴメンなさいw)登頂率は20%ほど。アコンカグアよりも難易度が高いとされていてボリビアで一番美しい山ともされている山。ラパス市内からも見えるボリビアの象徴。結果は、、、残念な形に終わってしまったのだけどとにかくこのイベントについては言いたいことがありすぎる!ほんとに衝撃的なことばかり。とりあえず入国して以来ずっと思ってきたことをついにぶちかまさせてもらうと、申し訳ないけどボリビアは南米で一番『民度が低い』『バカ』ばっかりであるということ。それを改めて強く思ったラパス滞在だった。貧しい国にはそれ相応の理由があるよなと思いつつ。。とりあえず人生史上一番大変な年末年始だったことは間違いないと思う。
■How to get there
ウユニから夜行バスで100ボリ、3列シートの豪華バスだったのにまさかの格安Price。
■Sights
Illimani Climbing Day1/イリマニ登山1日目・1
出発前、無駄にテンションが高い一同。
Illimani Climbing Day1/イリマニ登山1日目・2
3時間の道のりを終え、ガイドの家に着。家の裏手の丘に上りイリマニとシュート(真剣勝負)のポーズをイリマニとする私。※直前に餓狼伝を読んでいたのでご了承ください。
Illimani Climbing Day2/イリマニ登山2日目・1
ハイキャンプを目指して、まずはリャマなどが放牧されている長閑な牧草地帯を2〜3時間ほど。
Illimani Climbing Day2/イリマニ登山2日目・2
牧草エリアを終え、4500m付近から途中から岩石地帯に突入。岩場の上りの傾斜もキツクだいぶ苦しくなってくる。
Illimani Climbing Day2/イリマニ登山2日目・3
もう既に元気がない私。既にワイナポトシより苦しい。隣のAKNRさんはまだ余裕の模様。さすが。
Illimani Climbing Day2/イリマニ登山2日目・4
昼食休憩後更にどんどん道が急になっていく、ワタクシの筋肉がこの辺りで悲鳴を。
Illimani Climbing Day2/イリマニ登山2日目・5
標高5000mを越えてくると雪もチラついてくる。日が陰るとかなり寒い。私はもう疲れがピークを超え物事を達観し雑念が消え登ることのみ考えるようになる。
Illimani Climbing Day2/イリマニ登山2日目・6
徐々に景色が荘厳に。
Illimani Climbing Day2/イリマニ登山2日目・7
8時間かけついに5500mハイキャンプに到着。この時点でワイナポトシの倍以上の疲労感。テントで横になりながら30分に1回はする雪崩の音を聞きながら、エライとこに来てしまったと不安になりつつ体を休める。
Illimani Climbing Day2/イリマニ登山2日目・8
2014年最後の夕陽。これを見ていただけで疲れが吹き飛んで不安だった登山にやる気がどんどん湧いてきた。日本ではありえない極限なことをやっていて思うけど絶景・自然ってほんとに凄い。
Illimani Climbing Day3/イリマニ登山3日目・1
午前4時頃、結果は虚しくガイド曰く雪のコンディションが悪いとのことで中止。6100付近で引き返すことに。ここで全員で撮影を。
Illimani Climbing Day3/イリマニ登山3日目・2
下山中、ここが登る中では一番急な傾斜でピッケルをフル活用。雪も深く難度は高かった。下りは簡単だけど。
Illimani Climbing Day3/イリマニ登山3日目・3
西側から登っていたので日の出は残念ながら見れず、新年の朝日をうっすら確認。あけましておめでとうございます。
Illimani Climbing Day3/イリマニ登山3日目・4
6時半頃、ワイナポトシもクッキリ。きっとワイナポトシ組はいい朝日を迎えられたんだろうなと。
Illimani Climbing Day3/イリマニ登山3日目・5
ハイキャンプ着。太陽が後ろから上がってきたところで撮影を。疲労が滲み出る。
Illimani Climbing Day4/イリマニ登山4日目
再びガイド宅に無駄な1泊をし、ついにラパス帰還に。出発前、無駄に黄昏る各々。
☆イリマニ登山について
冒頭でも書いたイリマニについて改めて。
イリマニ登山を考えてる人はエージェンシーの選定についてワイナポトシ以上に深く吟味したほうがよさそうです。というのも年間に登る人数がワイナポトシに比べ10分の1以下、ワイナポトシ登頂を100としたら10~15くらいの成功率なんだとか。でワイナポトシに関しては日に何組も登っているのでガイドもエージェンシーも内容をきっちり把握していて流れ作業のように適当にやってもオーガナイズできているようだけど(それでもほぼ毎日やってるのにガイドのクオリティはまちまち、さすがクズボリビアといったところ。)その流れ作業のような適当なことをイリマニでもやってくる可能性が高いので入念な選定をオススメしたいです。とりあえず自分の選んだエージェンシーはオススメできないことだけはハッキリ断言できます。
Agency:All Trans Port
Price:グループ・US$432(→当初は3800ボリと提示されるが値引きする。)
人数:4人・全員ジャパン
日数:4days 3nights
Include:ポーター、テント、他ワイナポトシと同じ。
Not Include:ワイナポトシと同じ。
行程:
【エージェンシー説明内容】
Day1:ラパスから出発地(4000m)まで車で移動し、3時間ほど歩きベースキャンプ(4400m)まで移動しそこで1泊。
Day2:ベースキャンプからハイキャンプ(5500m)まで各種ギアを持って(靴・アイゼンはポーター持ち)移動、6〜7時間程度
Day3:午前2時アタック開始、ハイキャンプ→頂上→ハイキャンプで一泊
Day4:ハイキャンプ→ベースキャンプ→出発地まで戻り、車でラパスへ。
【実際の行程】
Day1:出発地4000mまで行き、何故かガイドの家?で一泊、ガイドに聞くと盗難があってベースキャンプはよくないからここに泊まるとのこと
【怒1】ラパスとほぼ変わらない標高で高度順応の意味なし。400mのロスで次の日がよりハードになる。
【怒2】戻った後エージェンシー立会いの上ガイドに説明を再度させると天候が悪かったからと大嘘をつくクズっぷり、天気はただの曇り。めんどくさかっただけか、ポーターの費用を浮かそうとしたのかそんなことが理由なんだろうと思われる。
Day2:5500mのハイキャンプを目指す。7時過ぎに出発し8時間ほどかかっての到着。
【怒3】ロスがあるのでガイドに早めの出発を前日に促し、1時間ほど早い出発を。コチラが催促しなければ何もしなかった模様。やっぱりクズ。
【怒4】個人的に最大の危機が。荷物の負荷が予想以上にキツくハイキャンプに着くころにはボロボロにワイナポトシ登頂よりもはるかに辛く、アタック前に太ももの筋を痛めてしまうはめに。
【怒5】到着後今夜からの明日のスケジュールについて説明、何と登頂後はハイキャンプに一泊せず出発地まで戻るという仰天スケジュール。聞いてないわと一同文句を言うもこれが通例だ、嫌なら帰るか?といった舐めた口調ぶり。重い荷物を背負っての当日下山はコチラの体力が持たないし足場の悪い急な岩、崖で転倒したら死ねるレベル。滞在できないならせめてポーターを多く呼ぶかなんとかしてコチラの荷物を減らしてくれと文句をいい、帰りはなんとか荷物の一部を持たせることに成功はするがそれでもやっぱり腹立つ。
【怒6】夕飯後、2日目の就寝前に午後11時起床と言われる、え?2時じゃないの?聞いてないぞ!休憩足りないわ重要なスケジュールやぞと再度モメる。通例だと言うが、遅いスタートは登頂のタイムリミットなど不安もあるので否応なしで受け入れることに。これにはエージェンシーが情報を把握してないのも問題ありそう。ボリビア人ほんとクズや。
Day3:
・準備:午後11時過ぎ出発前の軽食を。
【怒7】軽食はなんと4人でパン2つ。ワイナポトシも出発前はパンだったけど色々お菓子など用意されていたり、パンも豊富で大きな違い。もうアホかと。。ただし疲労が蓄積しすぎていて各々食欲がなくそれで十分だったという事実はチョット悲しいw
・アタック:色々装備確認などしていて出発は午前0時20分に。雪は表面はちょっと固めだけど踏み込むとズボっといき中々に歩きにくい。且つワイナポトシと違って急斜面が延々続く。コースがずっと同じなので肉体だけじゃなく精神疲労もそこそこにハードだった。
【怒8】登り始めて約4時間後、6100m付近。都度都度止まるようになってガイドがマンマ・ミーアとか叫び、雪の状態が悪いからここで終わりだと。これ以上登ると死ぬことになると言われ、雪の判断については自分たちではどうもできないので、ここで引き返すことに。疲労もあったけど正直4人全員、まだまだ登れる気力も体力もあった状態。正直ガイドがクソすぎて本当に危なかったのかそうでなかったのか消化不良な気分で下山。
・下山:ハイキャンプまで戻り朝食を食べ、少し休憩して来た道とは違ったコースでガイド宅へ。15時過ぎに遅い昼食をとり、なんと夕飯がなくそのまま朝まで放置される我々。
【怒9】帰り道なぜか遠回りをされ行きとほぼ同じ8時間近くかけて15時過ぎ着。ガイド曰く俺たちのトレーニングも兼ねてるんだと。アホなのかと。なんで帰り道でそれをやるんだクズと。約30時間で往復で5000m近くを昇り降りをさせられる鬼スケジュールに一同疲労困憊。
【怒10】夜に腹減ったねと、何時に飯か聞いてみようと外に出るとなんと誰もいなくなっている。ガイドの部屋に空のシャンパンの瓶があった、、呑んでどっか行ったのか?もはや探しようもないし、もうどうしようもないので一同寝る。
【怒11】実はシャンパン・食材は出発前にオフィスで見ていて一部登場しなかった食材、鳥丸々2匹など疑問に思っていた。どこにいったのかツアー後に確かめたらガイドが勝手に拝借していたことも判明(ここでもガイドがあまりも浅はかな嘘をついてくるクズっぷり、ここでチャリダーS氏がキレる態度を取る。もっとキレないといけないポイントはあったはずなんだが。。)シャンパンやビールはエージェンシーが新年だから気をきかせて持たせてくれていたようだけど結局我々の手元には来ず。。
Day4::
朝食後、迎えの車でラパスに戻る。
【怒12】前日15時過ぎ着だったことを考えると、このスケジュールなら4日目いらねーだろと。改めて思う我々。
【怒13】帰ラパス後、エージェンシーにクレームを言いにいき説明をさせ返金を要求。次の日ガイドも立会いの元、ガイドが嘘ばかりの言い逃れをするので更に責め立て、最終的に450ボリ(約50ドル)の返金をさせ、ようやくのツアー終了に。正直100ドル以上は返金してほしかった。これだけのお金を1回のアクティビティで支払のはこの旅初。しかしこんだけクズなツアーだったのもこの旅初の出来事だった。
【反省点】ガイドもクソだけど、事前エージェンシーの説明として当日まで幾度か説明をさせるも回答はアヤフヤだったりしていたので(日程を分けて聞いてるのに、回答内容変わるし、ガイドに聞きもしなかった模様)今思えばこの辺りで見切りをつけておけばよかったなと後悔。
【まとめ】〜クズボリビア人対策としてワイナポトシ以外の山を登るにあたって〜
・ガイドと3者で事前に話し合うチャンスを作る。エクスキューズを3者で固める。
作れないのであれば以下をガイドに話して聞いてくれと言うべき。基本的に聞かないとうっすい適当な情報で流されるので危険です。
・詳細な登山スケジュール(紙でもらえるなら紙で。)
・情況(登山シーズンとして申し分ないか、雪質などわかる範囲全て、金儲けしか考えないので必須事項です。)
・難易度(難所は何か、何がキツイのか)
・食事の事前打合せ
Mercado in La Paz/ラパスのメルカド
ランサではなくもう一つのメルカド、こちらのほうが食べ物は質が高いモノが買える。
Street Art in La Paz1
Street Art in La Paz2
Street Art in La Paz3
Night View in La Paz/ラパス夜景
宿からもほど近いラパスの夜景が見れる展望台へ。ラパス最後の夜を。
■Eating
Rice bowl with fish/トゥルーチャ丼
ラパス帰還後、有名なジャパニーズレストラン『けんちゃん』でトゥルーチャ丼を食す。トゥルーチャとは海に帰らない鮭でラパスのはチチカカ湖なのかな?が生産地。味はまんま鮭。美味し!!その後エージェンシーにクレームを言いに行き色々モメて一部返金をしてもらいイリマニツアー終了。ほんとに長い戦いだった。。
Fruit Salad/フルーツサラダ
ラパスのメルカドで食べられるフルーツパフェ、通常8ボリ、大盛10ボリ。盛り付けは雑だけどフルーツ盛りだくさんで美味し。この上にアイスと生クリームがのってくる。
Sharing Foods/シェア飯
クスコに引き続き、またイリマニの死闘を共にしたシンペー氏によるシェア飯。今回も色々ありがとう。うまかった!
■Accommodation/安宿
La Paz/ラパス & Illimani/イリマニ
■Date
2014/12-2015/01
■Note
年末年始最大のミッションを完遂すべくラパスに戻ってきた。そのミッションとはイリマニ、別名黄金のコンドルとも呼ばれている6,432mの山を登頂して初日の出を見ること。ラパスとウユニ滞在中に出会ったメンバーを半ば強引に誘い挑んで参りました。(各位ゴメンなさいw)登頂率は20%ほど。アコンカグアよりも難易度が高いとされていてボリビアで一番美しい山ともされている山。ラパス市内からも見えるボリビアの象徴。結果は、、、残念な形に終わってしまったのだけどとにかくこのイベントについては言いたいことがありすぎる!ほんとに衝撃的なことばかり。とりあえず入国して以来ずっと思ってきたことをついにぶちかまさせてもらうと、申し訳ないけどボリビアは南米で一番『民度が低い』『バカ』ばっかりであるということ。それを改めて強く思ったラパス滞在だった。貧しい国にはそれ相応の理由があるよなと思いつつ。。とりあえず人生史上一番大変な年末年始だったことは間違いないと思う。
■How to get there
ウユニから夜行バスで100ボリ、3列シートの豪華バスだったのにまさかの格安Price。
■Sights
Illimani Climbing Day1/イリマニ登山1日目・1
出発前、無駄にテンションが高い一同。
Illimani Climbing Day1/イリマニ登山1日目・2
3時間の道のりを終え、ガイドの家に着。家の裏手の丘に上りイリマニとシュート(真剣勝負)のポーズをイリマニとする私。※直前に餓狼伝を読んでいたのでご了承ください。
Illimani Climbing Day2/イリマニ登山2日目・1
ハイキャンプを目指して、まずはリャマなどが放牧されている長閑な牧草地帯を2〜3時間ほど。
Illimani Climbing Day2/イリマニ登山2日目・2
牧草エリアを終え、4500m付近から途中から岩石地帯に突入。岩場の上りの傾斜もキツクだいぶ苦しくなってくる。
Illimani Climbing Day2/イリマニ登山2日目・3
もう既に元気がない私。既にワイナポトシより苦しい。隣のAKNRさんはまだ余裕の模様。さすが。
Illimani Climbing Day2/イリマニ登山2日目・4
昼食休憩後更にどんどん道が急になっていく、ワタクシの筋肉がこの辺りで悲鳴を。
Illimani Climbing Day2/イリマニ登山2日目・5
標高5000mを越えてくると雪もチラついてくる。日が陰るとかなり寒い。私はもう疲れがピークを超え物事を達観し雑念が消え登ることのみ考えるようになる。
Illimani Climbing Day2/イリマニ登山2日目・6
徐々に景色が荘厳に。
Illimani Climbing Day2/イリマニ登山2日目・7
8時間かけついに5500mハイキャンプに到着。この時点でワイナポトシの倍以上の疲労感。テントで横になりながら30分に1回はする雪崩の音を聞きながら、エライとこに来てしまったと不安になりつつ体を休める。
Illimani Climbing Day2/イリマニ登山2日目・8
2014年最後の夕陽。これを見ていただけで疲れが吹き飛んで不安だった登山にやる気がどんどん湧いてきた。日本ではありえない極限なことをやっていて思うけど絶景・自然ってほんとに凄い。
Illimani Climbing Day3/イリマニ登山3日目・1
午前4時頃、結果は虚しくガイド曰く雪のコンディションが悪いとのことで中止。6100付近で引き返すことに。ここで全員で撮影を。
Illimani Climbing Day3/イリマニ登山3日目・2
下山中、ここが登る中では一番急な傾斜でピッケルをフル活用。雪も深く難度は高かった。下りは簡単だけど。
Illimani Climbing Day3/イリマニ登山3日目・3
西側から登っていたので日の出は残念ながら見れず、新年の朝日をうっすら確認。あけましておめでとうございます。
Illimani Climbing Day3/イリマニ登山3日目・4
6時半頃、ワイナポトシもクッキリ。きっとワイナポトシ組はいい朝日を迎えられたんだろうなと。
Illimani Climbing Day3/イリマニ登山3日目・5
ハイキャンプ着。太陽が後ろから上がってきたところで撮影を。疲労が滲み出る。
Illimani Climbing Day4/イリマニ登山4日目
再びガイド宅に無駄な1泊をし、ついにラパス帰還に。出発前、無駄に黄昏る各々。
☆イリマニ登山について
冒頭でも書いたイリマニについて改めて。
イリマニ登山を考えてる人はエージェンシーの選定についてワイナポトシ以上に深く吟味したほうがよさそうです。というのも年間に登る人数がワイナポトシに比べ10分の1以下、ワイナポトシ登頂を100としたら10~15くらいの成功率なんだとか。でワイナポトシに関しては日に何組も登っているのでガイドもエージェンシーも内容をきっちり把握していて流れ作業のように適当にやってもオーガナイズできているようだけど(それでもほぼ毎日やってるのにガイドのクオリティはまちまち、さすがクズボリビアといったところ。)その流れ作業のような適当なことをイリマニでもやってくる可能性が高いので入念な選定をオススメしたいです。とりあえず自分の選んだエージェンシーはオススメできないことだけはハッキリ断言できます。
Agency:All Trans Port
Price:グループ・US$432(→当初は3800ボリと提示されるが値引きする。)
人数:4人・全員ジャパン
日数:4days 3nights
Include:ポーター、テント、他ワイナポトシと同じ。
Not Include:ワイナポトシと同じ。
行程:
【エージェンシー説明内容】
Day1:ラパスから出発地(4000m)まで車で移動し、3時間ほど歩きベースキャンプ(4400m)まで移動しそこで1泊。
Day2:ベースキャンプからハイキャンプ(5500m)まで各種ギアを持って(靴・アイゼンはポーター持ち)移動、6〜7時間程度
Day3:午前2時アタック開始、ハイキャンプ→頂上→ハイキャンプで一泊
Day4:ハイキャンプ→ベースキャンプ→出発地まで戻り、車でラパスへ。
【実際の行程】
Day1:出発地4000mまで行き、何故かガイドの家?で一泊、ガイドに聞くと盗難があってベースキャンプはよくないからここに泊まるとのこと
【怒1】ラパスとほぼ変わらない標高で高度順応の意味なし。400mのロスで次の日がよりハードになる。
【怒2】戻った後エージェンシー立会いの上ガイドに説明を再度させると天候が悪かったからと大嘘をつくクズっぷり、天気はただの曇り。めんどくさかっただけか、ポーターの費用を浮かそうとしたのかそんなことが理由なんだろうと思われる。
Day2:5500mのハイキャンプを目指す。7時過ぎに出発し8時間ほどかかっての到着。
【怒3】ロスがあるのでガイドに早めの出発を前日に促し、1時間ほど早い出発を。コチラが催促しなければ何もしなかった模様。やっぱりクズ。
【怒4】個人的に最大の危機が。荷物の負荷が予想以上にキツくハイキャンプに着くころにはボロボロにワイナポトシ登頂よりもはるかに辛く、アタック前に太ももの筋を痛めてしまうはめに。
【怒5】到着後今夜からの明日のスケジュールについて説明、何と登頂後はハイキャンプに一泊せず出発地まで戻るという仰天スケジュール。聞いてないわと一同文句を言うもこれが通例だ、嫌なら帰るか?といった舐めた口調ぶり。重い荷物を背負っての当日下山はコチラの体力が持たないし足場の悪い急な岩、崖で転倒したら死ねるレベル。滞在できないならせめてポーターを多く呼ぶかなんとかしてコチラの荷物を減らしてくれと文句をいい、帰りはなんとか荷物の一部を持たせることに成功はするがそれでもやっぱり腹立つ。
【怒6】夕飯後、2日目の就寝前に午後11時起床と言われる、え?2時じゃないの?聞いてないぞ!休憩足りないわ重要なスケジュールやぞと再度モメる。通例だと言うが、遅いスタートは登頂のタイムリミットなど不安もあるので否応なしで受け入れることに。これにはエージェンシーが情報を把握してないのも問題ありそう。ボリビア人ほんとクズや。
Day3:
・準備:午後11時過ぎ出発前の軽食を。
【怒7】軽食はなんと4人でパン2つ。ワイナポトシも出発前はパンだったけど色々お菓子など用意されていたり、パンも豊富で大きな違い。もうアホかと。。ただし疲労が蓄積しすぎていて各々食欲がなくそれで十分だったという事実はチョット悲しいw
・アタック:色々装備確認などしていて出発は午前0時20分に。雪は表面はちょっと固めだけど踏み込むとズボっといき中々に歩きにくい。且つワイナポトシと違って急斜面が延々続く。コースがずっと同じなので肉体だけじゃなく精神疲労もそこそこにハードだった。
【怒8】登り始めて約4時間後、6100m付近。都度都度止まるようになってガイドがマンマ・ミーアとか叫び、雪の状態が悪いからここで終わりだと。これ以上登ると死ぬことになると言われ、雪の判断については自分たちではどうもできないので、ここで引き返すことに。疲労もあったけど正直4人全員、まだまだ登れる気力も体力もあった状態。正直ガイドがクソすぎて本当に危なかったのかそうでなかったのか消化不良な気分で下山。
・下山:ハイキャンプまで戻り朝食を食べ、少し休憩して来た道とは違ったコースでガイド宅へ。15時過ぎに遅い昼食をとり、なんと夕飯がなくそのまま朝まで放置される我々。
【怒9】帰り道なぜか遠回りをされ行きとほぼ同じ8時間近くかけて15時過ぎ着。ガイド曰く俺たちのトレーニングも兼ねてるんだと。アホなのかと。なんで帰り道でそれをやるんだクズと。約30時間で往復で5000m近くを昇り降りをさせられる鬼スケジュールに一同疲労困憊。
【怒10】夜に腹減ったねと、何時に飯か聞いてみようと外に出るとなんと誰もいなくなっている。ガイドの部屋に空のシャンパンの瓶があった、、呑んでどっか行ったのか?もはや探しようもないし、もうどうしようもないので一同寝る。
【怒11】実はシャンパン・食材は出発前にオフィスで見ていて一部登場しなかった食材、鳥丸々2匹など疑問に思っていた。どこにいったのかツアー後に確かめたらガイドが勝手に拝借していたことも判明(ここでもガイドがあまりも浅はかな嘘をついてくるクズっぷり、ここでチャリダーS氏がキレる態度を取る。もっとキレないといけないポイントはあったはずなんだが。。)シャンパンやビールはエージェンシーが新年だから気をきかせて持たせてくれていたようだけど結局我々の手元には来ず。。
Day4::
朝食後、迎えの車でラパスに戻る。
【怒12】前日15時過ぎ着だったことを考えると、このスケジュールなら4日目いらねーだろと。改めて思う我々。
【怒13】帰ラパス後、エージェンシーにクレームを言いにいき説明をさせ返金を要求。次の日ガイドも立会いの元、ガイドが嘘ばかりの言い逃れをするので更に責め立て、最終的に450ボリ(約50ドル)の返金をさせ、ようやくのツアー終了に。正直100ドル以上は返金してほしかった。これだけのお金を1回のアクティビティで支払のはこの旅初。しかしこんだけクズなツアーだったのもこの旅初の出来事だった。
【反省点】ガイドもクソだけど、事前エージェンシーの説明として当日まで幾度か説明をさせるも回答はアヤフヤだったりしていたので(日程を分けて聞いてるのに、回答内容変わるし、ガイドに聞きもしなかった模様)今思えばこの辺りで見切りをつけておけばよかったなと後悔。
【まとめ】〜クズボリビア人対策としてワイナポトシ以外の山を登るにあたって〜
・ガイドと3者で事前に話し合うチャンスを作る。エクスキューズを3者で固める。
作れないのであれば以下をガイドに話して聞いてくれと言うべき。基本的に聞かないとうっすい適当な情報で流されるので危険です。
・詳細な登山スケジュール(紙でもらえるなら紙で。)
・情況(登山シーズンとして申し分ないか、雪質などわかる範囲全て、金儲けしか考えないので必須事項です。)
・難易度(難所は何か、何がキツイのか)
・食事の事前打合せ
Mercado in La Paz/ラパスのメルカド
ランサではなくもう一つのメルカド、こちらのほうが食べ物は質が高いモノが買える。
Street Art in La Paz1
Street Art in La Paz2
Street Art in La Paz3
Night View in La Paz/ラパス夜景
宿からもほど近いラパスの夜景が見れる展望台へ。ラパス最後の夜を。
■Eating
Rice bowl with fish/トゥルーチャ丼
ラパス帰還後、有名なジャパニーズレストラン『けんちゃん』でトゥルーチャ丼を食す。トゥルーチャとは海に帰らない鮭でラパスのはチチカカ湖なのかな?が生産地。味はまんま鮭。美味し!!その後エージェンシーにクレームを言いに行き色々モメて一部返金をしてもらいイリマニツアー終了。ほんとに長い戦いだった。。
Fruit Salad/フルーツサラダ
ラパスのメルカドで食べられるフルーツパフェ、通常8ボリ、大盛10ボリ。盛り付けは雑だけどフルーツ盛りだくさんで美味し。この上にアイスと生クリームがのってくる。
Sharing Foods/シェア飯
クスコに引き続き、またイリマニの死闘を共にしたシンペー氏によるシェア飯。今回も色々ありがとう。うまかった!
■Accommodation/安宿
Hostal Austria
【注意】清掃スタッフがモノを定期的に盗むのでここには泊まらないように。
●My Rating
【注意】清掃スタッフがモノを定期的に盗むのでここには泊まらないように。
●My Rating
:☆
●Price
:35ボリ
●Room
:ドミトリ
●Bathroom
:Hot、共用
●Wi-Fi
:有
●Location
:歩き方を参照ください。
●設備、他サービス
:共用キッチン
■Next destination
To Uyuni again
To Uyuni again
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